小さなこだわりを持って、夫婦二人で栽培する果樹園ですm(__)m

りんごの保存方法について

りんごの保存方法について

『りんごの保存方法』を多くお問い合わせいただきます。

三氣の辺では、石蔵の中に氷温庫があります。
室温は氷温0℃前後(凍結しない程度)で保存しています。

万一、凍結しても1~2回程度なら元に復元する品種(ふじetc)もありますが、実は微妙な温度帯が必要で、りんごの形状(大小の大きさ)にも大きく左右されますが、-6℃以下になると元に戻らないケースが多いです。
凍結すると、表面に異常が無くても実は中で褐変という腐れる現象が発生してしまうことがありますのでご注意ください。

りんごの適正な保存温度帯は、0℃~3℃ぐらいが最も良いとされています。
保存温度を低く保つことで、生きているりんごの実を冬眠に近い状態で活動(呼吸)を抑え長く保存できるわけです。

以前、三氣の辺では11月に収穫した「ふじ」りんごを翌年の4月頃まで出荷していました。

さてご家庭では、
少量の場合は、冷蔵庫の野菜室が良いと思います。温度差を嫌いますので、あまり開け閉めの少ないところがいいですね。

りんごを1個1個キッチンペーパー若しくは新聞紙に包んで、ポリ袋に入れ封を閉めて保存する方法が一般的です。

りんごの皮を剥いたり、4等分に切り分けて冷凍で保存したり、ある一定程度に加工(スムージー)などして、保存されるお客様もいらっしゃいます。

凍結すると、甘味が増す一方、みずみずしいシャキシャキ感は無くなりますので、そこは一長一短です。

〇箱買い
北海道それも降雪のある地域限定です。スーパーマーケット出口付近に無償でお持ち帰りできるダンボールコーナー、たまーに置いてあることがあるりんごを入れていた発砲スチロール、無ければホームセンターさんで購入することができます。
それにりんごを入れて、氣温の変化が少ない雪山の中(かまくら)に埋めておくのが最も良い方法かと思います。

一般的なのは、ご自宅のガレージですが、日中と夜間との温度差に違いがあると劣化は早まります。

マンションでは、クーラーボックスをご用意ください。
陽が当たらないところを条件に、木くずを中に敷き詰めておきます。代用品として新聞紙をクチャクチャに丸めたものを敷布団と掛け布団替わりに被うことで凍結を防ぎます。

本州の方、お友達と分けてご家庭の冷蔵庫(野菜室)で保存されるのが良いと思います。

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